愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜




 ……なに?こんな反応今までしたことないのに。
 もしかして、昨日長い時間寒いところにいたから、熱が出て触られると関節が痛むとか? 


 ユキから身体を離し、俯く顔を覗き込む。



「ユキ、体調悪いんでしょ」
「わるくない」
「なんで片言なのよ。そんな嘘ついたってバレバレだからね、顔も真っ赤だし」
「そ、それは……」
「いいからおでこ触らせなさい」
「いまはむり!!」
「この駄々っ子!!」
「……だって」



 ユキは真っ赤になった顔を片手で隠し、さっきは勝手に抱きついてきたくせに、今度は距離をとる。


 私が手を伸ばすとひょいと避け、そして言葉を繋いだ。