愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜





「(なんて言われるんだろう)」



 きちんとことの顛末を話さなくてはならない。未成年のユキをなんの了解もなく預かっていたんだから。


 ……それにしても、ユキの顔から想像してはいたけどすごくキレイな人だ。
 口元なんかはユキにそっくり。



「(あれ?でもお母さんが外人さんじゃないってことは……お父さんの方が外人さん?)」



 考えに没頭していると、ユキのお母さんが車を降りて私の目の前の戻ってきた。そして言葉を選ぶようにして口を開く。



「ユキが、お世話になっています」
「……いえいえ、こちらこそ」



 何故すぐに警察に届けなかったんだとか、未成年を家に引き込んで一緒に暮らすなんて信じられないとか、そんな言葉を想像していたのに。
 小さく頭を下げたユキのお母さんに、少なからず困惑する。


 でも、何故こうなったか話しておかないといけない。