月夜に笑った悪魔 (番外編)



「ちゃんと出てきたよ!」
『いつ誰がそこに行くかわかんねぇからお前は早く縄を切れ。現状は今軽く説明するから耳だけ貸せ』


「わかった……!」



ヒールの先から出てきたナイフは、取り出し可能。
少し引っ張ったら出てきて、私はそれを手に取ると手首を必死に動かして縛られた縄を切っていく。


『まずこっちは敵の増援が到着した。人数はざっと40。今そいつらがホテル内に散っていろんなとこに爆弾を仕掛けまくってる状態だ』
「えっ……」


『仕掛けられてる爆弾はぜんぶ時限爆弾。19時に自動的に爆発するようになってるが……遠隔操作でも爆発できるようにもなってる』


19時、と聞き自分が腕にしてる腕時計に目を向ける。


現在の時刻は18時半。
爆発までは、あと30分。


……やばい。
寝てる間にこんな時間になっていたのか。


遠隔操作でも爆発できるってことは、本当にいつ爆発してもおかしくないんだよね……。