自分の部屋に行っても泣いた。
不安で眠気もこない。
ひたすら泣いて、ティッシュを手に取った時に……ふと目に入ったのは、折りたたまれた1枚の紙。
それは鞄の中から飛び出していた。
なんとなく手に取って見てみると、私は今日のことを思い出す。
その紙に書いてあったのは名前と電話番号。
書いてあった名前は、【犬飼真帆】。
その名前の女の子は……今日、私の学校に来た。
……“犬飼”って、あの犬飼組!?
ヤクザ関係かもしれない、って思ったけどあの人ほんとにヤクザ関係!?
『一条暁と別れて』
『あとで後悔しないでね』
思い出す数々の言葉。
あの女の子は私と暁のことをいろいろ知っていたし、犬飼組の関係者だと疑わずにはいられない。



