月夜に笑った悪魔 (番外編)



私だって、仲良くなれるものなら仲良くしたい。


……ちゃんとしよう。
変わった岳をこの目でちゃんと見よう。




「ごめん。暁だけじゃなくて、私も仲良くできるように頑張るから」


大きく頷けば、紫乃は優しく笑って。
そのあとすぐにメイクをはじめるから、私もメイクにとりかかった。



紫乃のメイクポーチの中は、ブランドものばかり。
化粧品に自体触れるのは久しぶりだったから、張り切ってメイクをした。




メイクは以前やっていたみたいに大人っぽさを意識。



「あなた、顔変わりすぎじゃない?それで20代はいけるわよ」


マスカラをしていれば聞こえてくる声。

元が幼い顔だから驚かれるのも無理もない。