月夜に笑った悪魔 (番外編)



紫乃はすごい早さで着替えていくから、私ははっと我に返り。
すぐに着ていた服を脱ぎ、さっき渡されたドレスに着替えた。



私が渡されたのは、花柄レースがついた淡いピンクのパーティードレス。
丈は膝下、ウエストあたりには黒いリボンがついていて軽く縛ったらできあがり。



一方で紫乃は、ネイビーのフィッシュテールドレス。
すらりと長い脚が見えていて、大人の色気を感じる。


彼女がひとつに束ねていた髪ゴムを解けば、別人みたいだった。


……いつものかっこいい大人の女性から、きれいでセクシーな女性に変身。


すごい。
これが、大人の色気というものか……っ!




じっと見ていれば、浮かんだ疑問。



「そういえば……紫乃って何歳なの?」


私はすぐに疑問を口にすると、「22よ」とすぐにかえってくる返事。