どこに連れていかれるのかと思ったら、少し離れたところの部屋。 ベッドやタンス、小さなテーブルと、物があまりないその部屋は……きっと紫乃の部屋だ。 「メイク道具は適当にこれ使って」 彼女はテーブルの上に大きなポーチを置くと、なんの躊躇いもなくすぐに着替えていく。 着ていたスーツを脱いで、露になるのは細い体。 体は細いが、いい感じについた筋肉。 腹筋はきれいに割れていて、思わずじっと見てしまう。 ……すごい。 女の人で、あんなに筋肉ついてるなんて……。