月夜に笑った悪魔 (番外編)



自分から絡み合わせた舌。
さらに上昇していく体温。


握った手を強く握れば、それ以上の力で握り返してくれる。



暁のキスは、あつくてとろけてしまいそう。



「ん……ぁっ」


漏れるあつい息。
息と一緒に声も漏れていく。



もっと触れたい。
彼の、もっと深くに触れたい。

触れ合うたびに心の中で強く思うこと。



そう思っているけれど、長く息は続かず……。
いったん唇を離し、息を整えた。



「キス、気持ちいい……。もっと、暁がほしい……」


乱れた息で彼を見つめるけれど。


「……もう終わり。大人しく座ってろ」


目は逸らされ、彼は隣のブランコを指さす。