うーんと考えていると、「きっかけならあるよ」と暮人さん。 「今回、暁と岳にとあるシゴトを任せようと思ってるんだ」 その“きっかけ”はまさかの。 「それは……とてもなにかが起こりそうな予感、ですね」 言葉を濁す紫乃。 言いたいことはわかる。私も同じことを思っているから。 暁と月城岳が2人でシゴトなんて……やばい気しかしない。 「そこで、だ」 ぽんっと軽く叩かれた肩。 暮人さんは私と紫乃を交互に見て 「2人にもシゴトに同行してもらいたいんだが……どうだい?」 私たちを見つめた。