「岳様は自分の魅力にも気づかずに私の前で平気ではだ……裸になるから私には刺激が強すぎるのよ!!眩しすぎてどこ見ていいのかわからないの!!
それに岳様と私は上司と部下だから、部下が同じ部屋に泊まるなんて考えられないわ!!本当に一生のお願いだから部屋割り変えて!?」
さらに強くしがみつかれた。
ふむふむ。
なるほどねぇ。
岳の裸を見たから紫乃は真っ赤になったと。
それで耐えられなくて私を呼び出したと。
普段は頼れる紫乃がこんなふうになるのは、すごく可愛いな。
「頑張って!私、応援してるから!」
ぽんぽん紫乃の肩を叩く。
「な、なに言ってるのよ……!?が、頑張るとか応援って……!!」
「紫乃、すっごいバレバレだよ。岳が好きだって顔に書いてある」
「な……な!?わ、私は!!確かに岳様のことを好きだけど……!!美鈴の思ってるような“好き”じゃないわよ!?」
「誰にも言わないから、私には本当のこと教えてよ」
「……っ」



