約束の指にキスして。

『なんだよー不服?』

『まさか!超幸せだょ!ありがと、桔平。』

『…………///』

どちらともなく、手を繋いで歩き始める。
ドレスのまま、タキシードのまま、二人でどこいこうか。
電車や、飛行機にのる?
ぅん、はずかしいけど、少なからず誰かが、おめでとうって言って祝福してくれるはず。

『戻ろっか。二人の町に。』

『うん。そうだな。…なぁ瑛梨。』

『ん?』

『今更だけど…もう指輪もキスもしちゃったけどさ。』

『うん。』