天使のしずく
恋愛(その他)
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瑠姫愛/著
- 作品番号
- 184703
- 最終更新
- 2010/01/30
- 総文字数
- 2,441
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 119
- いいね数
- 0
手のひらを目の上にかざして、真ん中あたりをそっと撫でてみる。
中間より前で名残惜しげに途切れた生命線。
短すぎる生命線を、友達はよく笑うんだ。
大翔は私に言ったよね。
《美羽の温もりが僕のたからものだ。》
と。
ねぇ大翔。
その温もりがいつかなくなってしまうモノだとしたら?
…キミの子供を身ごもることの出来ない体だとしたら?
それでもキミは…私を愛せますか?
中間より前で名残惜しげに途切れた生命線。
短すぎる生命線を、友達はよく笑うんだ。
大翔は私に言ったよね。
《美羽の温もりが僕のたからものだ。》
と。
ねぇ大翔。
その温もりがいつかなくなってしまうモノだとしたら?
…キミの子供を身ごもることの出来ない体だとしたら?
それでもキミは…私を愛せますか?
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