約束の指にキスして。

『瑛梨…これ、なに?』

『ん?』

桔平は、そっと離れて私の手を指差した。

私は、そっと紙袋からマリッジリングを取り出して、開いてみる。
太陽の光が乱反射して光輝いて見える指輪。
私は、大きいサイズの方に掘ってある名前に釘つげになった。

『これ…』

『匡ちゃんだよ…絶対に。』

2つの指輪に刻み込まれた、

『KITPEI.ERI.FOREVER LOVE 』

の文字。

確かに前までには何も掘られていなかったはずなのに。