約束の指にキスして。

だから俺はあの日、禁忌を犯してしまった。

そして、それでもなお、俺に、ありがとうと言う瑛梨が痛々しくて、心が潰れそうになった。

あの日から、俺は瑛梨を生涯守り抜くって決めたんだ。

どんな事があっても、瑛梨が幸せな道を
どんな事があっても、瑛梨が笑っていられる場所を、俺が守るって。

だから俺は、精一杯瑛梨が一番傷つかなくて、幸せなレールをひいたつもり。
だから、幸せになって。


これが俺にできる精一杯の事。

瑛梨。
今まで散々酷いことしてきた俺を許してくれ。


匡介 』