約束の指にキスして。

『アタシ.いつか二人においてかれるんじゃないかな、って…ただでさえ今まで不安だったのに、もうすぐ受験じゃん?二人はもう行く学校決まってるし、私だけ落ちたらどうしょう、って怖くて。』
そうこぼすアタシの頭を、桔平が撫でる。
思わず涙が出そうになったのを必死でこらえた。

『私には二人はとっても大切なんだよ。怖いよ、二人がいなきゃ。』

アタシは、いじめられた過去からまだ立ち直れてはいない。
いくら今普通に生活していても、明日また、イジメは再発するかもしれない。
毎日そんな恐怖がアタシをおそう。