約束の指にキスして。

そのまま、桔平と私は眠りに落ちて………。
お互い、喋ってしまったら泣き出してしまいそうだったから。
私の胸元が僅かに濡れていたことは気付いていなかった事にして…お互いそれから何も口にせず。

時は流れる
どんなに拒んでも。
どんなにとどまっていたくても、過ぎていく。

あたし達はそれにあがらえない。

時とともに歩むしか…。



半年後、私達は離れる。
桔平は婚約者の元へ。

今、私達は同じ時を刻んでいるのに…

半年後にはあたししかいない。