約束の指にキスして。

『お前ってさ、嘘つくときココ、ギュッてなるんだよね。』

そういって、桔平はアタシの眉間を掴んだ。
嘘、って分かってたの??
桔平は、ずっと…



『…ふ………ぇっ……』

『泣いてんの?』

そんな優しい顔で笑わないで。
苦しくなるよ。

『我慢したんだよ…1年。俺から離れたい何かがあったから、あんなこと言って離れたんだって。だから、俺は会いに行っちゃいけないんだって。でも…』

『────っ。』

『我慢できなかった。』