約束の指にキスして。

『でっかくなったよなぁ、コイツ。』

『うん。マックス可愛かったのに、かっこよくなっちゃった。』

マックスはシッポをふりながら桔平を見上げる。
そして時々、真ん丸の黒目でアタシを見つめ、愛想笑いするのだった。

寒い冬の空気のなか、太陽の日差しだけが暖かい。
手をこすっていると、桔平は私の手をとってポケットに突っ込んだ。

『!』

『こっちのがあったけーじゃん。』

桔平のポケットの中で、指が絡んだ。