約束の指にキスして。

『いるって、アイツが?何を根拠に、そんな。』

『…みて、これ。』

アタシは、ネックレスに通された3つの指輪を匡ちゃんに差し出した。

『どれもみんな、アタシ好きなもの。アタシが好きなモチーフで、好きだって事を桔平にしか言ってないピンクトルマリン。桔平しか知らない…』

『………。』


『指輪のうら、見て?』

匡ちゃんは指輪のうらをみようと、眉をしかめる。

『Kってあるでしょ?』

匡ちゃんはこくりと頷いた。