約束の指にキスして。

『うん?』

『どうしよう?アタシ、アタシを大切にしてくれてる人に凄く酷いこと言っちゃった。』

『……。』

『今頃後悔したって遅いけど…』
『…桔平君、だよね。そうだねぇ、桔平君凄く瑛梨の事大切にしてくれてたもんね。』

『ママ……。』

ママがアタシの頭を撫でる。
桔平は…いつもアタシ一番で居てくれて。
いつも側に居てくれて
アタシを笑わし
アタシを励ましてくれた。

桔平は、アタシを《特別》にしてくれてた。