約束の指にキスして。

ママに肘でつつかれる。
桔平、本当にそんな事したのかな??
だとしたら…すっごく恥ずかしい。けど、ちょっと嬉しくて…

……もう会うことはないけれど。
自分が決めたんだ。
決めたから、アタシは桔平にあんな酷いことを言えたの。

ずっと、一緒に居てくれたあの人に…。

『アンッ!』

『キッペー!起きたの?』

『アンッアンッ!』

ペロリと、キッペーは涙が溢れかけた頬を舐めあげた。
ママは、それを見て声をたてて笑っていた。

『ママ…』