約束の指にキスして。

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『なにボーッとしてんの??』

『!』

ガシャーン!!

派手な音をたてて、ジャグの蓋が落ちる。
急に耳元で囁かれた甘い声は…匡ちゃんだ。

『うわぁ、耳まで真っ赤。』

『匡ちゃん!!もぉ…なんで最近そう恥ずかしい事ばっかり…』

部活の始め。
ドリンクの準備をしていたアタシの後ろに、匡ちゃんがアタシを囲むようにしてたっている。

ボーッとしてる、って、匡ちゃんのせいなんだけど。
匡ちゃんが変な事ばっかり言うから。