約束の指にキスして。

匡ちゃんに、お兄ちゃんの側から離された。
お兄ちゃんはキョトンとして、梓先輩をみる。
梓先輩はアタシをみて、『本物の天然チェリーガールだわ。』と呟いていた。

なに??そんな有名な単語??

アタシ、そんな出遅れてた…?


『お前、マジでいってんの?まさかここまでとは…兄ちゃんは妹に性教育講話をしなきゃいけないのか?』

『せーきょーいく?…………!!』
何だかんだでちょっとだけ会話が飲み込めた私。

そして、真っ赤になる。

アタシは、匡ちゃんの腕の中からでて、匡ちゃんを真っ正面からみた。

アタシ、美味しくないよ、なんて……なにいってんだアタシ!!!