約束の指にキスして。

『汚れた手で瑛梨ちゃんに触れないで!!』

『汚れたって!!いつ俺が…』

『汚れてんだろー。あっちで金髪のねーちゃん達とヤりたい放題だったくせに。』

お兄ちゃんと梓先輩が下りてくる。
三人の会話についていけないでいると、匡ちゃんは憤慨したようにお兄ちゃんを睨み付けた。

『お前さー、瑛梨の前でそう言うこと言わないでくれる??』

『あっさり認めんなよ変態。』

『良に言われたくねーんだけど。』

なんか…ホントにワケわかんない。
二人が騒ぐなか、1人ボーッとしていると、梓先輩がお弁当のオカズを摘まんでいた。