約束の指にキスして。

『ゴメン、匡ちゃん。あたし、美味しくないと思う。』

真面目なアタシの返答に、匡ちゃんは吹き出した。

何がおかしいの??
真面目に言ったのに。
私なんか栄養取ってないから絶対不味いに決まってる。

笑われてる訳も分からず膨れていると、上から声が降ってきた。

『なんかムカつく───。』

見上げると、タンクの影からお兄ちゃんと梓先輩が顔を出した。
梓先輩は、匡ちゃんを睨みつけてベーと下をだした。