約束の指にキスして。

『あのね。差し入れ持ってきたんだ。』

アタシは、カバンからパックを取り出して、二人に差し出す。
昨日、作っておいたんだ。

『何??』

『蜂蜜のレモンずけ!!』

『???』

蓋を開けると、フワリと蜂蜜のいい香りが漂った。
二人の反応を確認したくて、顔をあげると、ピシッとオデコを弾かれた。

『ぃてっ!!』

『ばーか。レモンの蜂蜜ずけだろ。蜂蜜レモンにつけてどーすんだ。』

『あれ??そうだっけ??蜂蜜のレモンずけじゃなかったっけ?』

『桔平…お前まで。馬鹿だなぁ、お前らは。』