もふもふ耳には危険あり!






「……さん、葉月さん」


「…ん…はい!?」


「授業中に居眠りとは良い度胸ですね」



も、もしかして寝ちゃった…? そ、それはやばい…。



「す、すみません……」


どうか罰だけは逃れられますように……!



「罰として手伝いを頼みます。放課後、ここに来なさい」



今日は早く帰りたかったのに……。


罰を与えられた以上、長引くことは確定。

早く帰ることは諦めよう。自分のせいだけど…。




それからは憂鬱な気持ちで過ごしていった。


また同じように陰口を叩かれ、精神的なストレスが蓄積されていった。


「異端」「気持ち悪い」「息をするな」この言葉は私の存在を否定する。


息をするな、なんて死ねと言っているようなもの……。



私って一体何なんだろう…。