「あれっ、さっきはうるさかったのに次はだんまり?都合良すぎじゃない?」
煽りかと思ったが、レピ?の言うことはごもっともだ。
でも、どこまで話して良いのかわからないんだもん…。
それに会話もしたくない。触ることもやめてほしい。
人に触られると嫌悪感が触れられたところから広がって、吐き気や頭痛が止まらない。
不快感が纏わり付く。
お願いだから離れて……。
私の知らない悪感。ノアとは違う。
「やめて…」
「ん?何か言った?」
彼の口角の上がる。
「…さわら、ないで……」
私の頭を大きな手で撫でる。
私の声と意味を理解しているにも関わらず、この有様。
喉に突っかかる異物をぐっと堪えて叫んだ。
「触らないで…!やめてっ!!」
パアアッ
体に絡まっている縄を藻掻いて抜け出すように暴れた私の体から金色の光が発せられた。
う゛っ
レピが焦ったような表情で苦しみに悶えていた。
え、、なっ、なにこれ…
レピは頭を抱えてよろよろとふらついていた。
パアアアアッ
光はもっと眩しくなって私は視界を手で覆った。
お腹の中心、体の奥から何かが零れ落ちていく。
体の自由が利かない。
生きることすらできなくなるくらい重いものを抱えている気がする。
死ぬ感覚ってこんなのかな……。
目の前が真っ暗になった。



