毎日死ねと言われてもまだ私は母を信じていた。

唐突だが、母は料理をしない。

だから包丁が汚れてても気付かない。

でもいつかしてくれるようになるって信じてたから、包丁を使うのはやめた。

次に目に付いたのはカッターだった。

それから、よく切れるカッターを探して夜、出掛けるようになった。

夜型の生活になった。

夜中に会うガラ悪いお兄ちゃんと取引するようにもなった。

家に生えてた植物を調べてみると、オニゲシ?というものがあり、それは栽培が禁止されているらしい。

薬物になるとか、、、、、、

それが小3の頃かな、、、、、、それから3年経った今でもリスカはやめられない。

前よりは夜に出掛けることも減った。

でも夜眠れない事が増えた。

もう母を信じることもできなくなってしまった。