サルちゃんと同じことを、私も感じていた。 どこか他人じゃない。何か……そう、境遇。境遇が似ていると、そんなわけないのに、そう思わずにはいられなかった。 「もしかして、サルちゃんも元カレ17人いたりして……」 と一人つぶやくと、「元カレ」のワードで約束を思い出し、慌ててスマホを確認した。 『中庭で待ってるね』 忘れるところだった。