「いいなー。週末に遊ぶ予定あって。私部活だよ~!!」 叶芽はそう言って羨ましそうに私を見つめた。 「部活休みの日とかないの?」 「あるけどさぁ。」 「じゃあその日どっかで一緒に遊ぼうよ。」 「!遊ぶ!」 叶芽の顔が一気に明るくなった。 そこでチャイムが鳴って、私達はお互いの席にもどった。