極・恋 〜あの日から始まった恋〜

球技大会が終わると18時を過ぎていた。

私は急いで着替えて教室に戻って帰る支度をした。

一斉下校だからバス停には学生達が結構いた。

今日は時間通りにバスが来た。

「良かった…、え、」

私の前の人が乗ると、バスの乗る場所がもう無かった。

仕方ない。次のバスに…

そう思いながら後ろを振り向くと誰もいなかった。

「やばい…!」

なんとしてでも乗ろうとした。

けど、もうバスのドアは閉まって出発してしまっていた。

もう辺りは暗い。

手と足が震え始める。

「今のうちに…学校へ…」

ドンッ

「いたっ」

目の前に人が立っていた。

一瞬で恐怖のどん底へ。

私の意識はもう無かった。