偽り恋愛

「待って!その人、彼女?私じゃダメ?やり直そうよ」

泣きそうな顔で言っている

「そうだよ、葵じゃ無理だよ。じゃあね」

そう言って葵という女性に背を向けその場を

離れた。

「直斗。良かったの?話さなくて」

人気のない中庭に行きベンチに座ると私はそう

聞いた

「うん。もう分かってると思うけどさっきの人

元カノなんだ」