それに気付いたのか直斗はキスをするのをやめて

「ゴメン」

と謝ってきて私を優しく……抱きしめた




数分後……

「ゴメンね。もう大丈夫だよ」

と言い私は直斗から離れた

「俺こそゴメン。帰ろっか」

「うん」

そこから無言で歩いた

手は繋いだままで……

「今日は本当にゴメンね。俺、本当の彼氏じゃないのに

あんなに聞いたり、キスして」