あなたと出会って世界が変わる

今日は誰と会おうかな


そんな事を考えながら歩いていると


絡まれてる女の子を見つけた


いつもなら、首を突っ込んだりしない


でも、その子がひなちゃんだと分かったから、走り出した


何も言わずに手を引く


大方、僕を探してたんだろうけど


本当にばかだよね


カラオケに入り座ると


僕を助けたいと言うひなちゃん


何でかな…僕のまわりにはいい人ばっか


蘭流も琴葉もひなちゃんも


俺は人を殺した人間なのに


幸せになってはいけないのに


頼りたくなってしまう


話してしまいたくなってしまう


でも、話すことが怖い


軽蔑されたら、嫌われたら


結局は僕が傷つかない為の言い訳だ


でも、何故だろう…


ひなちゃんに話しても、軽蔑されないんじゃないか?なんて思ってしまう


ねぇ、ひなちゃん


「僕が人を殺したって言ったら、どうする?」

自分の言葉に驚く


話す気なんてなかった


でも、気づいたら言葉に出してた


あぁ、知られちゃった


もう友達にはなれない…ごめんね…


立ち上がって、扉に手を伸ばす