あなたと出会って世界が変わる

プルルル


「んっ」


目を擦りながら、周りを見渡す


もう外が暗くなってる


寝すぎちゃった?


プルルル


音がする方を見ると、スマホが震えていた


「もしもし?」


「やっと繋がりました。下校時間1時間過ぎてるのに、連絡つかないので、何かあったのかと。大丈夫ですか?」


佐伯さんだ


「ごめんなさい。寝てしまって…すぐ行きます」


そう言って図書室を後にした


あいにく、入学してすぐだったのもあり


部活生はいなく、安心して


佐伯さんのとこまで行くことができた