*
「えっ、なんもないの? どっちかが告ったりとかそういうのも、何も?」
「うん……」
新しい教室に向かう道中、隣を歩く成美ちゃんが、驚いた声を上げた。
「真桜……、あんた、今まで何やってたの?」
「……」
片方のイヤホンを借りて、隣で音楽を聴いていただけです……。
改めて思い返すと、私、本当にどうしようもない。
「ダメじゃん、そんなんじゃ。クラスは同じだけど、多分もう伊月くんの隣の席になんて、なれないよ」
「だよね……」
「えっ、なんもないの? どっちかが告ったりとかそういうのも、何も?」
「うん……」
新しい教室に向かう道中、隣を歩く成美ちゃんが、驚いた声を上げた。
「真桜……、あんた、今まで何やってたの?」
「……」
片方のイヤホンを借りて、隣で音楽を聴いていただけです……。
改めて思い返すと、私、本当にどうしようもない。
「ダメじゃん、そんなんじゃ。クラスは同じだけど、多分もう伊月くんの隣の席になんて、なれないよ」
「だよね……」



