カフェを出た時、雨はすっかり上がっていた。
「よかったね、雨止んで。あ、そうだ、さっき、無理やり引っ張って連れてきてごめんね、真桜ちゃん」
「あ、ううん……。私を濡れないようにしてくれたんでしょ? 延藤くんこそ、風邪引かないでね」
私の頭を覆っていたから、延藤くん自身は雨から遮れなかったはず。
同時に店を出たつもりが、ふと横を見ると、延藤くんが消えていた。
「え?」
不思議に思って振り向くと、数歩離れた場所でしゃがみこんでいた。
「よかったね、雨止んで。あ、そうだ、さっき、無理やり引っ張って連れてきてごめんね、真桜ちゃん」
「あ、ううん……。私を濡れないようにしてくれたんでしょ? 延藤くんこそ、風邪引かないでね」
私の頭を覆っていたから、延藤くん自身は雨から遮れなかったはず。
同時に店を出たつもりが、ふと横を見ると、延藤くんが消えていた。
「え?」
不思議に思って振り向くと、数歩離れた場所でしゃがみこんでいた。



