「真桜ちゃん、決めた?」

「あ、うん、じゃあ、これ……。『ひよこのわたあめ雲ゼリー』を」


私が指さしたのは、水色と白のゼリーで空を表現したゼリーに、わたあめとひよこのグミが乗ったメニュー。


「あー、真桜ちゃん、ひよこっぽいもんね」

「ど、どこが?」

「ひな鳥の刷り込みみたいに、伊月のあとずっとピヨピヨ追っかけてる辺りとか?」

「……」


そんなふうに思われていたとは。