動画投稿日は、一週間前。
投稿者の名前は、『Kou』と書いてある。
聞いたことのない歌い手の名前だったけれど、再生回数はすでに30万回を突破していた。
曲が終わって、延藤くんはスマホをポケットにしまった。
「すごいね、すっごく上手い人だね! 延藤くんの好きな歌い手さん? そういえば、カラオケで聴いた延藤くんの歌声と、感じが似てる気がする」
延藤くんの顔を見たくないなんて感情は忘れて、少し興奮気味に動画の感想を伝える。
「私、この曲は他の歌い手さんのカバーもいくつか聴いたけど、今の動画の人が一番好きかもしれない」
投稿者の名前は、『Kou』と書いてある。
聞いたことのない歌い手の名前だったけれど、再生回数はすでに30万回を突破していた。
曲が終わって、延藤くんはスマホをポケットにしまった。
「すごいね、すっごく上手い人だね! 延藤くんの好きな歌い手さん? そういえば、カラオケで聴いた延藤くんの歌声と、感じが似てる気がする」
延藤くんの顔を見たくないなんて感情は忘れて、少し興奮気味に動画の感想を伝える。
「私、この曲は他の歌い手さんのカバーもいくつか聴いたけど、今の動画の人が一番好きかもしれない」



