子どもたちが遊んでいるサッカーボールが、延藤くんの足元にコロコロと転がってくる。
「すいませーん!」
「ちゃんとキャッチしろよ。いくぞ、ほらっ」
両手を挙げて大きく振る男の子に、延藤くんは声をかけながらボールを蹴る。
ポーンと放射線を描いて、ボールは男の子の足元に落ちた。
「ありがとうございまーす!」
「おう、頑張れよ~」
お礼を言う子どもたちに、延藤くんはニコニコと笑顔で手を振る。
さっき、伊月くんは自分みたいに愛想笑いしなくても嫌われないって言ってたけど……。
じゃあこれも、とっさに出た愛想笑いなのかな。
「……私、延藤くんのことは全然好きじゃないけど、そういうところはすごくいいと思うよ」
「すいませーん!」
「ちゃんとキャッチしろよ。いくぞ、ほらっ」
両手を挙げて大きく振る男の子に、延藤くんは声をかけながらボールを蹴る。
ポーンと放射線を描いて、ボールは男の子の足元に落ちた。
「ありがとうございまーす!」
「おう、頑張れよ~」
お礼を言う子どもたちに、延藤くんはニコニコと笑顔で手を振る。
さっき、伊月くんは自分みたいに愛想笑いしなくても嫌われないって言ってたけど……。
じゃあこれも、とっさに出た愛想笑いなのかな。
「……私、延藤くんのことは全然好きじゃないけど、そういうところはすごくいいと思うよ」



