「ごめんね、遅くなって」
「いや、急に呼び出したのは俺だし。場所も遠かったから、大変だっただろ」
「ううん、あっという間だったよ」
移動時間も、伊月くんに会いに行くためのものだと考えたら、ただただ楽しかった。
それに、遅くなった理由は、鏡の前で何度も髪型を整えていたせいでもあるし。
「学校の近くだと、知ってる奴に会いそうだったからさ。真桜は一応、延藤の彼女ってことになってるんだし、俺とふたりでいるのを見られたら、さすがにまずいと思って」
二駅先で待ち合わせだということに、特に疑問は持たなかったけど、そんな気を使ってくれていたなんて。
ありがたい反面、伊月くんに「延藤の彼女」って言われちゃうのは、なんだか複雑……。
「いや、急に呼び出したのは俺だし。場所も遠かったから、大変だっただろ」
「ううん、あっという間だったよ」
移動時間も、伊月くんに会いに行くためのものだと考えたら、ただただ楽しかった。
それに、遅くなった理由は、鏡の前で何度も髪型を整えていたせいでもあるし。
「学校の近くだと、知ってる奴に会いそうだったからさ。真桜は一応、延藤の彼女ってことになってるんだし、俺とふたりでいるのを見られたら、さすがにまずいと思って」
二駅先で待ち合わせだということに、特に疑問は持たなかったけど、そんな気を使ってくれていたなんて。
ありがたい反面、伊月くんに「延藤の彼女」って言われちゃうのは、なんだか複雑……。



