「伊月くん!」


私たちが会う場所として伊月くんが指定したのは、学校の最寄り駅から二駅隣のファミレス。

先にテーブル席に着いていた伊月くんに、手を振る。


「真桜、こっち」


笑顔で迎えてくれたことにまた嬉しくなって、「えへへ」と気持ち悪い笑いが漏れてしまう。