なんて返そう。

返信を打つ手が震える。


『もう家にいるよ』


……こんなのでいいかな?


散々迷って、売っては消して、結局は無難な当たり障りのない文章に落ち着いてしまった。


送信のマークをタップして、深呼吸。

こんなメッセージをくれるってことは、伊月くんは私のことを気にしてるってことだもんね。

嬉しい。
ドキドキする……。