よく聞こえなかった。

何を言おうとしてたんだろう。


昼休みが終わってしまう。

もったいない。

ふたりきりの時間が、もう……。


「伊月くん、私──」


ぐう。


意を決して言おうとした瞬間、聞こえた音は、……私のお腹から?


「っ……──!!」


なんで今!?