「えー、俺たち、付き合いたてなのに、昼バラバラになんの? 真桜ちゃん、冷たくない?」


また……。

延藤くんが周りに聞かせるように、いつもより大きな声を出す。


半ば諦め気味でいると、成美ちゃんが私と延藤くんの間に割って入るように手を差し出した。


「昼くらい、友達に譲ってくれてもいいんじゃない? 延藤くん、ずっと真桜と一緒にいるんだから」