「ああ、そっか、ごめん。プレーヤー、教室に忘れてきた」

「そうなんだ」


ずっと肌身離さず持ち歩いているイメージがあったけど、そうでもないんだな。

そういえば、私たちが話せるきっかけになったのも、伊月くんの置き忘れから始まったんだし。

思い出すと、自然と笑みがこぼれる。


あれ?

でも、プレーヤーを忘れてきて、なんで「ごめん」ってことになるんだろう。