「なにか、思い出したくないものでも思いだしたのでしょうか…一応、睡眠薬をふくんだ注射をうっておきますね」 「あ……はい」 そして、細い注射の針を プスッ とさした その途端、急に眠気が襲ってきて 「いや!いやぁぁぁぁぁ―――――………」 バタ と、わたしはあっという間に眠りについてしまった