「○×病院の院長ですが…娘さんの、一ノ瀬るなさんが…交通事故にあわれて、意識不明の重体です。すぐにこちらに来ることは可能ですか?」




一瞬、るなのお母さんの動きが止まった




「…え…?るなが事故!?――――――――ええ、すぐに行くわ」






ガチャ





電話をおき再び長い廊下を走りだした



○×病院へ行くために………