そこに入って来たのは さっきの男でもない いつしか会った、 あの、イケメン♂だったのだ 「・・・ぐす」 あたしの目は涙でぐしゃぐしゃになっており 目の前はぼやけていてあの男がどういう顔をしてるのか分からない コツ コツ その足音はどんどんあたしに近づいてくる そして、あたしの体に指が触れた・・・その瞬間 ビクッ あたしの体が男の手を 拒絶した――・・ 怖い、 目の前にいる 男が・・・ 怖い